タイヤ規制に反対の声強まる---メーカー対当局

エコカー 燃費

アメリカのNHTSA(道路交通安全局)では2003年からより厳しいタイヤ規制を行い、独自のテストで合格・不合格を振り分ける、と発表した。NHTSAによるとこのテストは既存のタイヤの3分の1は不合格になる、というものだということだが、これに対しタイヤメーカー、自動車メーカーから反対の声が上がっている。

メーカー側の主張によると、新しいNHTSA規制に合格するタイヤを作り、取り付けるためには年間15億ドルが必要となる、という。

 NHTSAは、例えばテスト項目のひとつである耐久度を新基準にあわせることで、年間に667件の事故による負傷、27人の生命が助かるとしており、両者の言い分は対立したままだ。

タイヤメーカーはNHTSAが主張する3分の1が不合格、というのは低い見積もりで、もし新規制が導入されれば合格率はもっと低くなるはずだ、という。GMではちなみに、乗用車の22%、トラックの6%が不合格になる、と試算している。

★★★2002年夏のボーナスでねらうカーナビはこれで決まりだ!! 春夏の新製品では4社から投入されたHDDモデルに注目。それぞれ新メディアを活かしたアイデアを満載する。---

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る