北海道警は7日、同日夜から札幌ドームで開始されるサッカー・ワールドカップのアルゼンチンvsイングランド戦を前に、市内での交通検問を強化したことを明らかにした。他県からの応援組を合わせ、7000人もの警察官が札幌市内での警戒に当たる。
今回、札幌で行われるアルゼンチンvsイングランド戦は、開催前から因縁のゲームとされており、サポーターが暴徒化する可能性が早くから指摘されていた。悪質なフーリガンについては入国段階で阻止されているが、一般ファンがどういった行動を取るのかは試合が終わってみるまではわからず、北海道警としては未曾有の事態に総勢7000人の警察官を配備することになった。北海道警全体で1万人しか警察官がいないというのに、他県からの応援はあるにしろ、7割近くを札幌だけに配備するという、極めて異例の出来事だ。
7日は朝から会場となる札幌ドーム付近で車両検問を開始。タクシーに外国人が乗っていた場合には、パスポートとチケットのチェックも行った。6日午後には大通り公園で入国阻止を免れた手配中のフーリガンが仲間らと騒いでいるのを発見、国外退去の手続きを取る事態となっただけに、他のフーリガンが紛れていないか、英国警察から応援に訪れたスポッターなどと協力してチェックに力を入れているという。
キックオフまであと数時間だが、北海道警始まって以来の規模で行われた厳戒態勢がどう機能するかは試合後のサポーターの行動ひとつにかかっていると言えよう。
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