買った本人が気付かない大宇の意外な価値とは?

自動車 ビジネス 企業動向

GMの経営の足を引っ張るのでは、と心配された韓国の大宇(デーウ)買収だが、ここに来て思わぬ展開となっている。

まず、GMの中国でのパートナーであるSAICが大宇を引き受ける意志があることをほのめかした、と報道された。そしてMGローバーもポーランドにある大宇のFSO組み立て工場に興味を示している、という。

このポーランド工場は、大宇の国外工場の中でも最大規模のもので、一時は「世界でもっとも生産性の高い工場」と言われたこともある。しかし大宇ブランドの継続やヨーロッパでの小型車の販売に力を入れていないGMは、この工場のことをほとんど視野に入れていなかった。

GMが大宇を切り売りするのか、自社オペレーションに組み込むのか、正式な発表はなされていない。しかし一部転売でGMに思わぬ利益が転がり込む可能性が出てきたことは確かのようだ。

★★★2002年夏のボーナスでねらうカーナビはこれで決まりだ!! 春夏の新製品では4社から投入されたHDDモデルに注目。それぞれ新メディアを活かしたアイデアを満載する。---

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る