重機とトラックでATMごと強盗---神奈川県警が捜査体制強化

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神奈川県警は18日、工事現場から盗難したパワーショベルなどの重機を使い、現金自動支払機(CD)や自動預払機(ATM)などを根こそぎ盗むという事件が県内で多発していることから、特別捜査本部を設置して捜査に当たることを明らかにした。

県警によると、神奈川県内では昨年末から重機を使い、CD機やATM機の入った無人店舗を強引に壊し、機械ごと持ち去るという、非常に荒っぽい手口の強盗事件がこれまでに11件発生している。いずれも盗難した重機を用い、店舗を強引に破壊、トラックに機械ごと積載して持ち去るという点が共通しており、同一犯によるものとみられる。しかも盗みに使用するアイテムは使いまわさず、重機にしても、機械を運んだトラックにしても、必ず1度しか使わないのも特長で、それゆえに犯人の特定に至ることが無かった。

神奈川県警では金融機関に対し、夜間に現金を機械内に残さないように指導するとともに、無人店舗のリストアップを行い、このうち夜間は人通りが途絶えるところにあるものなどを「特に襲われる危険性が高い」と格付けし、周辺パトロールなどの強化を図るとしている。

また、犯行には重機やトラックなど、アイテムの盗難も必須の条件となるため、主要幹線道などでの検問も強化し、事前の摘発を行っていく方針だという。

《石田真一》

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