これが官僚支配の実態---審議会の中間報告案に委員もあきれ顔

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国土交通省の審議会で7月にもまとめる中間報告に、過去の道路行政に対する反省が盛り込まれることになった。ただ、24日に事務方が示した案は「本四連絡橋や東京湾アクアラインは、オイルショックやバブル崩壊など予測し得ない経済環境の激変があった」などと書かれていたため、出席した委員から「反省の仕方が足りない」、「他人事のように書かれている」と批判を浴びた。

また、中間報告は、道路老朽化への懸念と、今後の補修対策も盛り込まれているが、別の委員は「いきなり盛り込まれた印象。道路を作らない代わりに、補修でカネを使うということか」と事務方を批判した。このほか報告案には「本四公団の有利子負債を一刻も早く処理することが必要」など、これまでの審議であまり議論されなかったテーマが載っている。

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《編集部》

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