シューマッハ引退説が急浮上「ボディランゲージから見ても……」

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シューマッハ引退説が急浮上「ボディランゲージから見ても……」
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96年ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルがかつてのライバル、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)についてコメント。今シーズン限りの引退もありうると発言した。

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「ミハエルを近くからずっと見てきたけれど、正直言って今シーズン限りで身を引くんじゃないかという感じを受けるよ。自分の功績が賞賛されることに慣れていたシューマッハがオーストリアGPでブーイングを受けた結果として、『これ以上続けて何の意味があるんだ?』と考え出したと思う」

「どのドライバーでも続けるべきか否かで悩む時期が来るものだ。ミハエルはまさにその時にあるのだろう。彼は常にチームメイトの前の位置に居た。しかしルーベンスもスピードでは追いついてきている。ミハエルはチームメイトに敗れるような状況にあってまで続けたいとは思わないはずだ。彼のボディランゲージから見ても、ミハエルがかつてのように勝利を喜んでいない」

「ニュルブルクリンクでもそうだ。予選でミスを犯し、さらにルーベンスにアタックしなければならないプレッシャーの下でスピンまでしてしまった。あれはまったく彼らしくない。彼には妻と幼い子供がいて、財政的不安はないし、これ以上証明しなければならないものなんてないはず」

「すでに59勝を挙げて殿堂入りを果たしているし、今シーズンのうちにさらに勝利数は重ねるだろう。この記録は破られることはない。フェラーリの現在の独走ぶりを考えれば、ミハエルが来年もかなり強いことはわかる。だからこそ頂点にいるうちに身を引くことがベストだと感じているんじゃないかな」とヒル。

伝説のドライバー、ファン・マニュエル・ファンジオの5度のタイトル記録を破るよりも、並んだままの方がいいのでは?、と語った。

《編集部》

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