ダンロップの住友ゴム工業は、新技術『デジタイヤDRSII』に新たに氷雪路の路面環境シミュレーションを実現させることに成功した。従来はスーパーコンピューターの中で、クルマの挙動や雨などの路面環境シミュレーションを可能にしていた。
まず氷上シミュレーションより、タイヤと氷の間でおこるミクロスケールの現象の観察が可能になった。グラスファイバーが氷をひっかいている状況を観察できる「ひっかきシミュレーション」からは「ビッググラスファイバー」が、タイヤと氷との間に存在する水の排水状況を観察できる「ミクロハイドロ・シミュレーション」からは新素材「天然酸化珪素」が生まれまた。
そして雪上シミュレーションにより、トレッドパターンが雪を噛んでいく状態を観察することが可能になった。圧雪路面で踏み固めた雪の密度をシミュレーションした結果、トレッドセンター部のパターンが雪上性能に大きく関わることが判明、圧雪路面を押し固めながら雪柱をつくり出しトラクションを生み出す「センター部雪柱グルーブ」を新開発した。
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