ホンダは22日、中国製50ccスクーター『トゥデイ』を8月8日から発売すると発表した。価格を国内最低となる9万4800円に設定した。
新型スクーターは中国の合弁会社新大洲本田摩託で組み立て日本に輸出する。部品は約半数を現地部品メーカーから調達したほか、エンジン部品はインド、インドネシア、タイ製を使った。
アジアのグローバルネットワークを駆使することで、ホンダの50ccスクーターとしてはこれまで最も安かった『ディオS』(14万9000円)にくらべコスト、価格ともに約3割引き下げた。品質、装備を国産の既存モデルと同等とし「日本一お買い得なスクーター」(吉野浩行社長)とした。