【ボンドカー2002】アストンマーチン『V12バンキッシュ』……腕で来い!
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注意:新作映画の内容をこれ以上知りたくない方は、この先を読まないで下さい。
アストンマーチンのボンドカーといえば『ゴールドフィンガー』(1964)に登場する『DB5』が有名だ。マシンガン、ロケットランチャー、射出式シートを装備していた。それと比べると新作のV12バンキッシュの改造箇所は少ない。
劇中でボンドは秘密兵器より、ドライバーとしてのスキルを存分に発揮して敵役に立ち向かう。それゆえに技術的に最も進化したアストンマーチンのV12バンキッシュがボンドカーに選ばれたという。
フォードの国際マーケティング担当副社長、ジャン・バレンティックは「カーチェイスの激しさとスパイゲームのセックスアピールを、ボンド映画ほど的確に表現している作品はほかにない。ボンドがふたたびアストンマーチンに乗ってくれることは、たいへんな光栄だ」と語っている。
■アストンマーチンV12バンキッシュ
イギリス諜報部仕様(公表されている部分のみ)
□車体:アルミニウム、カーボンファイバー
□エンジン出力:460HP
□トランスミッション:6MT、パドルシフト付き
□武装:
マシンガン2門(フードのグリル内)
ミサイル4基(フロントグリル内)
ショットガン2門(フロントグリル内)
《高木啓》