【モリタ『消救車』発表】お役人が実用化の障害か……発表会で失笑

自動車 ニューモデル 新型車
【モリタ『消救車』発表】お役人が実用化の障害か……発表会で失笑
【モリタ『消救車』発表】お役人が実用化の障害か……発表会で失笑 全 3 枚 拡大写真

消防車+救急車=消救車というアイデアは非常に秀逸だと思うが、実現までに超えなくてはならないハードルの数は多く、そしてその道も非常に険しいようだ。

【画像全3枚】

22日に行われたプレス発表会の席上で設けられた質疑応答では、どう考えても記者ではなく、消防関係者(しかも現場でなく、官僚)としか思えない人たちから、ピンポイントの質問が矢のように飛んでいる。彼らが気にしていたのは「消救車が法的にはどのような位置づけになるのか」ということ、そして「役所の認可も得ないまま現物を作り、発売する気なのか」という点だった。前者はともかく、後者は場違いの発言にも聞こえ、会場から失笑が漏れるほど。

今回展示されたモデルはデモカーということもあり、赤白ツートンに、会社名の「MORITA」という英文字を配置した派手めのデザイン。だが、緊急車両の塗装は「道路運送車両の保安基準」という国土交通省令で定められており、その第49条第2項に「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車にあっては白色とする」と明記されている。

質問者が気にしたのは正にこの部分で「半々に塗装したのは法令違反でけしからん」というわけ。記者の大半が「デモカーだし…」で納得できていた部分が、杓子定規な役人には我慢できなかったようなのだ。さらにはメーカー関係者が「認可申請はこれから行う」と言ってしまったことで完全にキレてしまった、という感じだろうか。

メーカーは柔軟な思考で全く新しいコンセプトのクルマを出してきたが、「役人の頭が柔らかくならないと、消救車は受け入れられないかもしれない」という不安を感じたのも事実だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 1名乗り超小型EV「mibot」、自治体業務利用の可能性を検証…KGモーターズが東広島市と連携
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』、初のハイブリッド欧州発表…3.5リットルV6ツインターボとモーターで457馬力
  3. VW『ID.ポロ』、内装を先行公開…1980年代『ゴルフ』風レトロ表示モードをディスプレイに採用
  4. 「古代兵器かよ」スバル BRZ GT300に搭載される「水平対向6気筒」にSNS興奮!『アルシオーネ』ファンも注目
  5. 最大トルク1457Nmのディーゼル搭載、最新『ラム パワーワゴン』発表…デトロイトモーターショー2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る