その数なんと5400台、4800万円!! 何の検査もせずに車検合格

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警視庁は24日、車検に必要な検査や整備を行なわないまま、書類の上では「車検に合格した」とする虚偽の文書を作っていたとして、足立区の民間車検会社の社長を加重収賄と虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、自動車整備会社の社長3人を贈賄容疑などで逮捕したことを明らかにした。

警察の調べによると、民間車検場の社長は、知り合いの自動車整備会社の社長から依頼を受け、全く整備を行なっていないにもかかわらず、保安基準に適合したと証明する書類を作り、車検を通していた疑いが持たれている。

不正は警察が把握しているかぎりでは2000年2月から行なわれており、1回の依頼ごとに十数台を持ち込んでいた。ちなみに1回あたりの謝礼は31万5000円、これまでに5400台が不正に車検をクリアしており、4800万円の不正収入を得ていたとされる。

民間車検場は国土交通省の認証を受けており、社長は道路運送車両法上では「みなし公務員」の扱いになるため、公務員を対象とした贈収賄容疑が成立することとなった。

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《石田真一》

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