【CART第10戦決勝】「やっと勝利の女神が……」ホンダ1-2-3

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【CART第10戦決勝】「やっと勝利の女神が……」ホンダ1-2-3
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2002年FedExチャンピオンシップシリーズ第10戦は、カナダ・バンクーバーの市街地特設コースで開催、28日に決勝レースが行われた。午後1時40分にスタートしたレースはオープニングラップからアクシデントが発生し、序盤から荒れた展開になる。

予選2位からスタートしたポール・トレイシーが、35周目のフルコースコーションでピットストップを行わずトップに躍進。64周目のピットインでクリスチァーノ・ダマータにトップの座を譲ったが、そのダマータがリタイアすると今度はダリオ・フランキッティがトップに浮上する。

92周目には赤旗中断、残り6周で再開したレースでフランキッティはトップの座を守りきり、今季初優勝。トレイシーは2位、トニー・カナーンが3位でフィニッシュし、2000年ラグナ・セカ以来となるホンダ・ターボV8勢の表彰台独占となった。

中野信治はリタイアを喫したものの11位扱いとなり、ホンダ勢は全車がポイントを獲得した。いっぽう完走7台というサバイバルレースで、トヨタ勢は全車リタイア。高木虎之介は、一時9位まで躍進する追い上げを見せたものの、35周目にマイケル・アンドレッティと接触、リタイアした。

ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント副社長、朝香充弘は「スカッとした気分で満足しています。やっと勝利の女神が微笑んでくれたという感じです。ローラ・シャシーをうまくセッティングできるようになってきたためでしょう。エンジンも順調に新しいスペックが適用され始めていますし、後半戦に向けて力強いレースをみなさんに楽しんでもらえます」とコメント。

《高木啓》

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