パターン化した犯罪は発覚しやすい---クルマへの監禁強盗犯を再逮捕

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静岡県警は29日、クルマに監禁して暴行し、現金などを脅し取っていたとして、同じ容疑ですでに逮捕され、現在勾留中の24歳の男2人を逮捕監禁、強盗の容疑で再逮捕したことを明らかにした。静岡市内では同様の事件が頻発しており、この他にも余罪のある可能性が高いとみて、厳しく追及していく方針。

警察の調べによると、この2人は今年5月5日未明、静岡市内の路上を1人で歩いていた若い女性をナイフで脅して拉致し、クルマの中に監禁した上で2時間に渡って暴行を行い、現金3000円を奪った疑いが持たれている。

この2人は今月初旬、クルマの進路を巡る口論から27歳の男性をナイフで脅して車内に監禁。「カネを出さないと殺す」などと脅して現金35万円を奪った容疑で逮捕されていた。静岡市内では「若い2人男にナイフで脅され、クルマの中に監禁された」という被害が数件報告されており、この事件で逮捕した後、被害届けを提出した被害者に容疑者の似顔絵や写真を見せたところ、まずはこの女性の事件に関与した疑いが濃くなったという。

2人は容疑について大筋で認めているが、一方で「何回やったかわからない」とも話しているようで、警察では余罪の解明を急ぐとしている。

《石田真一》

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