【新型日産『フェアレディZ』発表】「FM」プラットフォームに期待

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【新型日産『フェアレディZ』発表】「FM」プラットフォームに期待
【新型日産『フェアレディZ』発表】「FM」プラットフォームに期待 全 4 枚 拡大写真

新型『フェアレディZ』のシャーシは、『スカイライン』でお目見えした「FM」プラットフォームだ。FMはフロントミッドシップの略で、Zもフロントに重量の大きい3.5リットルV6エンジンを搭載しながら、エンジンの重心をフロントサスペンション後方に置くことで、高い回頭性を得ている。

またボディ自体も、ガスタンク上部2重フロア構造部、2重フロア部、リアストラット部からなるトリプルメンバー構造が追加され、またバックドア開口部のボックス構造化、メンバー結合部およびサスペンション取り付け部の剛性強化など、ボディ剛性の高さで良好な評価を得ているスカイラインと比べてもさらに徹底したボディ強化が施されている。これらのボディの高剛性化構造は、思い切って2シーター専用設計としたことで可能となった。

将来日の目を見るであろうコンバーチブルボディでも、高剛性構造は非常に有効なものになると思われる。

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《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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