【新型日産『フェアレディZ』発表】デザイン---新しさとZらしさ

自動車 ニューモデル 新型車
【新型日産『フェアレディZ』発表】デザイン---新しさとZらしさ
【新型日産『フェアレディZ』発表】デザイン---新しさとZらしさ 全 3 枚 拡大写真

新型『フェアレディZ』が30日、発表された。デザインコンセプトは「Newness(新しさ)」「Z-ness(Zらしさ)」「High Quality(高品質)」の3つだ。Zの伝統を踏まえつつ、新しさを盛り込み、それを高品質に磨き上げる——その試みは、実車を見る限り成功していると言っていいだろう。

Zらしいデザインは、随所に見て取れる。69年にアメリカで発売されたフェアレディZの初代モデルS30Zからはロングノーズ&ショートデッキ、90年にデビューした先代モデルZ32からはアーチを描いたルーフ形状、ハッチバック開口部につながるライン、Cピラー形状などを継承。そのうえでタイヤを4隅に配置し、オーバーハングを切り詰めたフォーミュラカーのような造形でZの新しいコンセプトをも演出している。

また、素材感、作りこみなどに細心の注意が払われたというプロジェクターヘッドランプ、高い面品質のアルミホイールなどにみられるように、クオリティ感も世界トップレベルを目指したという。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る