【新型日産『フェアレディZ』発表】デザイナーが語る---Zの“Newness”
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「“Newness”というのは、新生日産のデザインリニューアルの象徴として、新型Zにデザインの新しさを求めました。具体的には“Nimble Form=キビキビしたカタチ”として、無駄なボリュームを排除し、ボディの中心にクルマの重心を置き、タイヤを4隅に配置したフォーミュラカーのような形状を目指しました。実際、先代の『Z32』と全長は同じですが、前後オーバーハングを100mmずつ短くしています」
「さらに“Concave Body Section”としてボディサイドの上部を削り取った凹面にすることで、重みを減らし前後フェンダーを強調させる視覚効果を狙っています」
「また“Fusion of Contrast”という、デザインの試みを行なっています。これは、ボディは柔らかなイメージで、ヘッドライトやドアハンドルなどのパーツを幾何学的なイメージにデザインし、コントラストを出すことで新しいデザイン表現に挑戦しています」と、青木プロダクトチーフデザイナーは語る。
《レスポンス編集部》