衝突事故を起こしたトラック、建物を貫通

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5日午後、青森県藤崎町の国道7号線の交差点で右折しようとした乗用車に、直進してきたトラックが衝突した。トラックは衝突を防ごうと急ハンドルを切ったが、この弾みで道路脇の物置小屋を貫通するように突き破り、反対側にある用水路に前のめりに落ちた。この事故で3人が重軽傷を負っている。

事故が起きたのは5日の午後3時10分ごろで、藤崎町藤崎四本松の国道7号線交差点を右折しようとした19歳の男性が運転する乗用車の側面に、直進してきた4トントラックが衝突した。衝突の弾みで乗用車が道路脇の空き家に、トラックがその隣の物置小屋に突っ込んだ。トラックは衝突時のスピードが比較的速かったため、物置小屋を貫通するような形で反対側まで突き抜け、裏側にあった用水路に前のめりになる形で前輪を落としてようやく止まった。物置小屋は空き家を転用したもので、構造は住宅とほぼ一緒だという。

この事故で乗用車の助手席に乗っていた19歳少年が重傷。トラックを運転していた41歳の運転手と、乗用車を運転していた19歳少年が軽傷を負った。警察では乗用車を運転していた19歳少年が強引に右折をしようとしたことが事故の原因とみて事情を聞いている。

トラックが突っ込んだ隣の建物には人が住んでおり、あと数メートルずれていたなら大惨事になるところだった。

《石田真一》

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