GMでは今後のピックアップトラックの生産プランについて、なるべくMTを標準設定として提供していく方針であることを明らかにした。来年から生産を始めるコンパクトピックアップから、このMTの標準化が実施される予定だという。
この背景にあるのは、現在GMが開発を進めている「ボルテックス」エンジンシリーズの新型直4および直5エンジンの存在だ。すでに4.2リットル直6が2002年型シボレー『トレイルブレイザー』、GMC『エンボイ』に使用されているが、今後この系統のエンジンを増やす中で、そのパワーを満喫できるMTの必要性がクローズアップされてきたわけだ。
MTでドライブを楽しむ、という感覚、ハイパワーのピックアップだけではなく他のSUVにも広まりそうだ。