故意にクルマを衝突させて殺害を図った!? 関越道で謎の多い事故が発生

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8日未明、埼玉県川越市内の関越自動車道上り線で、路肩のガードロープに激突して止まった乗用車のドライバーが、助手席に乗っていた女性を強引に引きずり出し、走行車線に投げ出すという事件があった。女性は複数のクルマにはねられて死亡している。埼玉県警では殺人の疑いもあるとして、この男を検挙して取調べを進める方針。

警察の調べによると事件が起きたのは8日の午前2時45分ごろで、川越市笠幡付近の関越自動車道上り線を走行していた乗用車が蛇行するように走りながら、路肩の鋼製ガードロープに激突。クルマは衝撃で左半分がメチャクチャに壊れるという被害を受けた。運転していた男性はクルマから降りると、助手席側に乗っていた女性をひきずりだし、そのまま走行車線に放り投げた。後続車の何台かが避けることのできないまま女性をはね、この女性は全身打撲で死亡している。

警察では運転していた26歳の男を殺人の疑いで検挙したが、この男が「母親を殺そうと思ってやった」と供述していることから、被害者が男の母親である可能性が高いとして身元の確認を行っている。また、男はこれ以外にも意味不明の供述を行っては暴れまわるなどしており、刑事責任能力の有無も含めて慎重に捜査を行っていくという。

《石田真一》

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