手軽な犯罪だからこそやめられない---ひったくりが触法少年犯を増やしていく

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警察庁は8日、今年上半期(1−6月期)に刑法犯で摘発された少年が6万5573人に達することを明らかにした。その数は前年より4159人も増加しているが、その背景には最近問題化しているひったくり犯罪の急増があるようだ。

検挙者のうち、大多数を占めるのが万引きなどの窃盗犯だが、前年同期比の17.8%増と急上昇したのが2人乗り原付バイクを使用したひったくりだ。上半期だけで1227人が逮捕されているが、同容疑で摘発された成人を含めた総数は1726人であるため、実に71.1%が少年による犯行ということになる。

また、殺人、強盗、放火、強姦などの凶悪犯罪による摘発者も1005人となり、1000人の大台を超えた。これらはその内容がより凶悪化する傾向にあり、特に路上強盗の増加が著しい。多人数で通行するクルマをいきなり襲撃するケースや、少女を利用した「エンコー狩り(援助交際狩り)」など、これまでに無かった例も目立つようになってきた。

人口1000人当たりの検挙人員も7.7人で、これは成人の約8.1倍もの数値。1989年(平成元年)以降で最も高いという。

人を疑うのは良くないことかもしれないが、少年を見たら「犯罪に走る傾向アリ」と考えた方が自衛になる時代なのかもしれない。

《石田真一》

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