無免許運転、信号無視、衝突事故を起こし相手を死亡させるとこうなる!!

自動車 社会 社会

無免許でクルマを運転し、さらには信号無視をして交差点に進入して衝突事故を起こし、相手を死亡させたことで危険運転致死罪に問われていた23歳の男に対する判決公判が19日に京都地裁で開かれ、裁判官は被告に懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡した。

判決によると、この男は今年1月11日の午後11時30分ごろ、京都市伏見区内の市道交差点に赤信号を無視して進入し、34歳の女性が運転する原付バイクの側面に衝突。女性は転倒した弾みで頭を強く打ったことが原因で死亡した。当時、この男は違反累積のため無免許状態で、事故を起こした直後も反省が無かったことから警察では業務上過失致死ではなく、危険運転致死の適用を決め、検察もこれを支持することとなった。

19日の判決で京都地裁の古川博裁判長は「極めて身勝手な行動が起こしたもの」と判断。懲役6年の求刑に対して、懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡した。これまでの慣例では求刑の半分程度が刑期の基本だったが、危険運転罪に関しては3割引き程度に留まるというのが全国的な例になっており、それは今回の裁判でも踏襲される結果となった。

なお、京都地裁における同罪の適用は今回が初めてとなる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. アウディが新型コンパクトカーを開発中!? エントリーレベルの『A1』と『Q2』後継モデルはBEVに
  5. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る