自分の名前を書き間違えますか? --無免許運転偽装男を再逮捕

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三重県警は20日、一時停止違反で白バイ隊員からの摘発を受けた際、無免許運転の発覚を恐れるために双子の兄の名を反則キップに署名していたとして、窃盗容疑で逮捕・起訴されている23歳の男を道路交通法違反(無免許運転)の疑いで19日までに再逮捕したことを明らかにした。

警察の調べによると、この男は7月19日の午後12時すぎ、四日市市八田の市道をクルマで走行中、一時停止標識を無視したところをパトロール中の白バイ隊員に発見された。しかし、この男は無免許だったため、隊員に対して「免許を忘れた」と双子の兄の名前をかたり、反則キップにも兄の名前を記載していたという。

ところが後日、この隊員が免許センターに反則キップを送るための確認作業を行っていたところ、一度書きかけた名前を二本線で取り消し、別の名前を記入していたことを発見。不審に思って県の免許センターに残されていた取得申請書の自署を筆跡鑑定したところ、反則キップの署名は別人が書いた可能性が高いと判断された。

このため、名前を書かれた本人から事情を聞こうとしたところ、実は兄弟2人とも7月末にスーパーで万引きを行い、逮捕・起訴されていたことが判明。双方から事情を聞いたところ、弟が兄の名前を語っていたことがわかり、有印私文書偽造、同行使と道交法違反容疑での再逮捕となった。

《石田真一》

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