顔を撮影されたのに「俺は知らない」を繰り返す暴走族メンバー

自動車 社会 社会

富山県警は19日、高岡市内の県道を改造バイクなどで暴走し、他のクルマに通行の危険を与えたとして、暴走族グループ「苦烈殴派闘羅(くれおぱとら)」のメンバー2人と、OBの20歳の男らを道路交通法違反(共同危険行為)の疑いで逮捕した。

警察の調べによると、この3人は今年4月20日深夜から21日未明に掛け、JR高岡駅周辺の国道や県道を、改造したバイクやクルマ十数台を連ねて暴走し、故意に対向車線に侵入するなどして他車に通行の危険を与えた疑いがもたれている。

暴走はすでに現役を退いていた20歳の男が計画。現在のメンバーに指示し、仲間20人程度で行ったとみられている。一部のメンバーは警察の摘発を恐れて県外に逃れるなどしていたが、県警がビデオ撮影した映像などからメンバーを特定し、およそ4ヵ月後、今回の逮捕に至った。

取調べに対し、逮捕された3人は容疑を否認しており、今後も厳しく追及していく方針。また、改造バイクや特攻服、示威行為に使用する金属バットや鉄パイプなどもあわせて押収しており、現在取調べ中の他のメンバーも容疑が固まり次第で逮捕していくとしており、組織の壊滅を目指すという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る