【トヨタ『ヴォルツ』発表】ややこしい? ---日本に来た兄弟車はコレ

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ『ヴォルツ』発表】ややこしい? ---日本に来た兄弟車はコレ
【トヨタ『ヴォルツ』発表】ややこしい? ---日本に来た兄弟車はコレ 全 3 枚 拡大写真

20日に発表されたトヨタ『ヴォルツ』はGMとの共同企画・生産で、GM版兄弟車のポンティアック『ヴァイブ』がある。ただし『ヴォルツ』は日本市場専用となり、北米トヨタ版は『マトリックス』という、若干デザインの異なる兄弟車が存在する。

つまり北米にはトヨタ・マトリックス、ポンティアック・ヴァイブの2台があり、日本にはマトリックスではなく、ヴァイブの日本仕様であるヴォルツが投入されたのだ。

マトリックスとヴァイブの違いをトヨタの吉田健チーフエンジニアは次のように説明する。「同じ若者ねらいといっても、トヨタのシェアは北米で10%ですから、少ない車種で幅広く、多くのユーザーを獲得しなければなりません。そのためヴァイブより穏やかなデザインになっています。ヴァイブはねらいがよりはっきりしていて、ターゲットは26才以下、とんがった存在です」

「共同開発によってトヨタではできない考え方ができました」と吉田チーフは語る。すでに4割のシェアを抱える日本で若年ユーザーを獲得するためには、マトリックスではなくよりとんがったヴァイブをベースにして、日本仕様のヴォルツを仕立てたのだ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る