ダイムラークライスラー日本は、MCCスマート『スマートクーペ』をマイナーチェンジして23日から発売した。
今回のマイナーチェンジでは、ヘッドライト及びフロントボディパネルの形状を一新、スマートカブリオと同一のデザインに変更した。リアテールランプもクリアタイプの専用デザインを採用、ボディカラーには新たに3色を追加して合計9色にした。
内装では、インテリアカラーを一新、ホワイトメーターパネルを新たに採用、スポーティな仕様とし、サウンドパッケージも標準装備した。エンジンの最高出力も55psから61psへと馬力をアップ、加速性能の向上を図るとともに、燃料タンクの容量も50%拡大して33リットルにし、航続距離を伸ばした。また本革シート&シートヒーターをオプション設定し快適性を向上させた。
価格は従来よりも7万円アップの137万円。トヨタや富士重など、デフレ経済に合わせて値下げしている中で、ダイムラークライスラーの戦略は一味違うようだ。