石油情報センターが発表した石油製品価格調査によると、レギュラーガソリンの8月の全国平均価格は1リットル当たり前月よりも1円値下がりして99円となり、再び2ケタ台に突入した。
セルフスタンドがここ最近、急増して割安な価格設定を行っているため、ガソリンの販売競争が再び激化、中核都市部の値崩れが全国に広がったかっこうで、値下がりは2カ月連続となった。
ハイオクガソリン、軽油もそれぞれ1リットル当たり前月よりも1円値下がりして111円、80円となった。
ただ、米国がイラクを先制攻撃するとの観測が広がり、原油先物市場は上昇が続いており、今後は中東情勢次第といった感も。なお消費者の購入金額をもとに算出されるe燃費データでは、レギュラー92円77銭/リットル、ハイオク102円84銭となっている。