違反もみ消しの代償は自らの首と、業務妨害罪の最高罰金額50万円也

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1999年9月、当時の部下に依頼し、速度違反を行った長男の記録をもみ消したとして業務妨害で略式起訴された前新潟県警白根署長の男に対し、新潟簡裁は26日、罰金50万円の略式命令を言い渡した。

問題となった違反は1999年9月、前新潟県警白根署長(当時は関東管区警察局に出向中)の長男が起こしたもので、違反を摘発して取締りを行った県警交通機動隊長岡方面隊の隊長に対し、「クルマの運転ができないと就職に差し支えるので頼む」ともみ消しを指示。隊長が反則キップの原票を行政処分担当者に送る業務を妨害したというもの。

このもみ消しにより、長男は処分を免れることになったが、今年7月に飲酒運転の末に衝突事故を起こし、業務上過失致傷で逮捕されており、これらがきっかけで父親は職を辞することにもなった。

なお、今回命令された罰金の額は、刑法に定められた業務妨害の規定では最高額となる。

《石田真一》

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