今週末開催のベルギーGPはジョーダンにとって最も相性のいいサーキット。1998年にデイモン・ヒルがチームにとっての初勝利を挙げた場所であり、他のサーキットに比べても獲得ポイントが多い。
ジャンカルロ・フィジケラは昨年ベネトンで表彰台に上がったほか、97年にはジョーダンで2位フィニッシュを決めており、佐藤琢磨はスパでのF3ラップレコードを保持している。上り調子にあるジョーダンでも特にウェットでのパフォーマンスには自信を持っているため、雨の降りやすいスパ・ウェザーも大歓迎といったところ。
「スパは本当に楽しみで仕方がないよ。みんなと同じで僕にとってもお気に入りのサーキットだし、F3でレースした時もいい思い出がたくさんある。よく知ったサーキットだし、高速でアップ・ダウンが多く、チャレンジングなトラックは僕の好みだよ」と佐藤琢磨は語っている。
「スパではよく雨が降る。僕らはウェットでいいクルマを作れているから、雨はアドバンテージになるだろうね。僕にとってすごくエキサイティングな週末になるだろうね。それは間違いないよ」
