【新型マツダ『デミオ』の作り方】DNAはこうして発見された!

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【新型マツダ『デミオ』の作り方】DNAはこうして発見された!
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21日までの日曜・月曜を除く毎日、マツダR&Dセンター横浜(横浜市神奈川区)で「新型デミオとその技術展in横浜」が開催されている。さる1日(日)、特別企画として開発担当者による講演会が開催された。講師は開発主査、チーフデザイナーを含む開発メンバー。

開発責任者の藤原清志・主査によると、新型『デミオ』の開発目標は「コンパクトカーの新定義」と「マツダのブランドDNAを最大表現すること」。藤原主査は、マツダDNAをまとたのは、現フォード・オブ・ヨーロッパ社長兼CEOで、かつてマツダの開発担当役員だったマーチン・リーチだという。

藤原主査によると、リーチ役員は97−98年頃、社員にヒアリングを行ない、「マツダで何がしたいか」を聞いたのだという。藤原主査を中心として旧い世代は“ロータリー”、同世代は“赤い『ファミリア』”、若い人たちは『ロードスター』がきっかけでマツダに入ったことがわかったという。そして「スポーティなハンドリング」や「走って楽しいこと」がマツダDNAとして定められたという。リーチ自身、一度はレーサーを志したことのあるほどの走り屋だったことも影響しているかもしれない。

デミオはこういったDNAを最大限に具現化したクルマなのだ。

《高木啓》

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