【新型マツダ『デミオ』の作り方】正しい乗り方、味わい方、試乗の仕方

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【新型マツダ『デミオ』の作り方】正しい乗り方、味わい方、試乗の仕方
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21日までの日曜・月曜を除く毎日、マツダR&Dセンター横浜(横浜市神奈川区)で「新型デミオとその技術展in横浜」が開催されている。さる1日(日)、特別企画として開発担当者による講演会が開催された。講師は開発主査、チーフデザイナーを含む開発メンバー。

新型『デミオ』の開発目標のひとつは「マツダのブランドDNAを最大表現すること」にあり、「走り」が重視された。開発責任者の藤原清志・主査はボディの熟成を強調する。「試作車が1台できあがるたびに、『どこをいじったんだ?』『ボディです』『ほかは?』『変わってません』という会話を担当者と繰り返した」という。

デミオの走りの良さは速度を上げなくともわかると藤原主査はいう。「交差点を曲がるとき、いつもより突っ込み加減で進入して小さな半径で曲がってみて下さい。すっと向きを変えてくれます」

エンジンは、担当の水野成夫(みずの・しげお)パワートレイン副主査が「百数十億円を開発費に注ぎ込みました。サラリーマンやってて良かった」と笑う。フォードグループ内でマツダは『アテンザ』クラスの排気量2.0リットルクラス直4エンジンが開発・生産の担当だ。そこで新たに新規開発が認められたエンジンである。

また藤原主査は、ディーラーで試乗の際はタイヤ空気圧に注意して欲しいという。「前:2.1、後:1.8の適正圧力で最適のセッティングになっていますが、ディーラーまでトレーラーで運ぶ都合で、新車のタイヤ空気圧は高めなっています。たまにそのまま試乗用になっていることがあるんです」

《高木啓》

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