【シトロエン『C3』上陸】ライバルをにらんでの絶妙な価格設定

自動車 ニューモデル 新型車
【シトロエン『C3』上陸】ライバルをにらんでの絶妙な価格設定
【シトロエン『C3』上陸】ライバルをにらんでの絶妙な価格設定 全 4 枚 拡大写真
『C3』の価格は1.4リットルが182万円、1.6リットルが199万8000円。

1.4に7万円でオプション設定される「スタイル」パッケージ(15インチアルミホイール、ボディ同色バンパーモール、サイドプロテクションモール、フロントフォグランプ)が1.6には標準装備され、インテリアも1.4がクロス、1.6がベロアという差があるため、実質的な価格差は10万円以内だ。

また両グレードとも、レザーシート、フロントシートヒーター、助手席シートアンダートレイ、革巻きステアリング、クルーズコントロール、バックソナー、フロントアームレストからなるコンフォートパッケージが18万円で用意される。

ライバルとなるプジョー『206』、フォルクスワーゲン『ポロ』、オペル『ヴィータ』、ルノー『ルーテシア』と比べても、モデルの内容を考えれば充分に競争力のある価格である。ボディカラーは全部で12色と豊富で、ライバルに対するアドバンテージを狙う。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る