スズキは、パリモーターショーに出展したスポーティなコンセプトカーの『コンセプトS』を、2004年からハンガリーのマジャールスズキ社で『スイフト』(日本名『カルタス』)の後継車として生産すると発表した。
コンセプト-Sは、全長3.65メートル、幅1.7メートルのサイズだが、ダイナミックかつ先進的なデザインを採用した。走行性能も高め、ドライビングの楽しさを盛り上げるナビゲーションシステムなど、最先端の技術を盛り込んだ。
エクステリアはピラーを隠して前面と側面のウィンドウを一体として見せるラップアラウンドウィンドウを採用、特徴的な縦型ヘッドライトを採用した。インテリアも丸型インテリアを採用するなど、モダンとスポーティを融合させた。
エンジンは1.6リッターDOHCノンターボエンジンで、加えてフルタイム4駆、シーケンシャル6速MTAギアボックスを採用した。
また、アドヴァンスト・ナビゲーションシステムを搭載、ビデオゲーム的な走りの楽しさを味わったり、インターネットやEメールから必要なデータをダウンロードも可能。
これらの装備がどこまで実際に量産車に採用されるか。なおハンガリー工場製カルタスが日本に導入されるかは未定。