『MAX』伸び悩み、ダイハツ中期業績予想を下方修正

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『MAX』伸び悩み、ダイハツ中期業績予想を下方修正
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ダイハツ工業は4日、今年度中間期業績予想を下方修正した。5月の決算発表時にくらべ売上高を150億円、経常利益を15億円、当期利益を5億円引き下げた。上半期の国内販売台数が予想以上に減少したことによるもので、前年同期の実績にくらべ利益が大幅に減少する見込みとなった。

今回の修正により、上半期の売上高は前回予想時の3650億円に対し4.1%減の3500億円、経常利益は同50%減の15億円、当期利益は33.3%減の10億円と利益が大幅に減少する。これにより、前中間期の実績と比べ売上高は16%、経常利益は83%、当期利益は80%の減少となる。

業績不振の理由は国内の販売、特に軽自動車の販売が不調なことによるもの。ダイハツの今年度上期の軽自動車販売は、前年同期にくらべ6.3%の減少となり、スズキや三菱、ホンダが販売を伸ばしているなかで不振ぶりが目立っている。

昨年投入した『MAX』が期待を裏切って早々と失速したことや、三菱の『eKワゴン』の登場により市場が一気に低価格志向に動いたこともダイハツにとっては予想外の展開だった。ただ近く投入する新型『ムーヴ』にはかなり力を入れているようで、下半期での挽回に期待を寄せている。

《編集部》

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