50ccエンジンはもう古い、これからは電気モーターのヤマハ『パッソル』に乗ろう

自動車 ニューモデル 新型車
50ccエンジンはもう古い、これからは電気モーターのヤマハ『パッソル』に乗ろう
50ccエンジンはもう古い、これからは電気モーターのヤマハ『パッソル』に乗ろう 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は9日、電動2輪車『パッソル』を11月から地域限定で先行販売を開始すると発表した。リチウムイオンバッテリーでモーターを駆動し排ガスをゼロ化した。都市生活を楽しむアクティブな若い女性をメインターゲットに新たな2輪市場の創出を狙う。

新商品はアルミニウムを多用した軽量・スリムなボディーにヤマハが独自開発した超薄型パワーユニット「ヤマハ・インテグレーテッド・パワーユニット(YIPU)」、脱着式リチウムイオン電池を搭載。電気で駆動する新タイプの2輪車とした。都会での比較的短距離の移動手段を想定して開発したもので、手軽に使えるよう重量を通常の50ccスクーターより約4割ほど軽い44kgとしたほか、全長は153cmとコンパクト設計にした。

脱着式のリチウムイオン電池は家庭用電源を使って充電でき、2時間半でフル充電できる(専用充電器が必要)。1回の充電によって32km(30km/hでの定地走行)走行できる。

11月からの販売は地域・台数限定とし、500台を東京・神奈川・千葉・埼玉を対象にWebサイト経由で販売する。来年春頃からは本格的な販売を開始し、国内で年間6000台の販売を計画している。

限定販売でのメーカー希望小売価格は20万円。ただし専用充電器は別売りとなり、こちらは1万5000円を予定している。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る