【新型ホンダ『アコード』発表】内蔵通信モジュールは「やっぱり実用性がない」

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【新型ホンダ『アコード』発表】内蔵通信モジュールは「やっぱり実用性がない」
【新型ホンダ『アコード』発表】内蔵通信モジュールは「やっぱり実用性がない」 全 3 枚 拡大写真

ホンダ『インターナビ・プレミアムクラブ』対応機の特徴は、通信によって外部からの情報を取得できるということだ。新型『アコード』においても、経路誘導中にVICSからの情報を取得できる「新・道路情報」を機能のひとつとして掲げている。

今回の発表会で実際に試用ができるデモ機として展示されたものは、NTTドコモのPHSカードで通信が行われていた。携帯電話のキャリアを選ばず、現状使えるものは全て接続可能というのがインターナビ・プレミアムクラブ対応機の魅力でもあるが、通信モジュールを内蔵する考えは本当に無かったのか。このあたりをインターナビ推進室・技術主任の柘植正邦さんに尋ねてみた。

「実用性が無いので搭載は全く考えなかった」と柘植さんは開口一番に語った。「モジュールを内蔵してしまうと月々の定額料金が発生します。機能をフルに使うユーザーならともかく、使わないユーザーに負担を強いることになる。あとは最新の通信環境に対処できないこと。そしてサービスエリア。初期の段階でこれらの問題がすぐに上がり、結果として搭載しないという方向に傾きました。極めて初期の段階でそうなっています」と、その理由も説明する。

「通勤などで通信を利用した情報が必要になるシチュエーションは少ないと思う。日常使用に重きをおけば、ユーザーの負担は少ない方がいい。そういう判断です」

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  2. これも未来だ、メルセデスベンツ『アクトロスL』受注開始[詳細画像]
  3. レイズ愛が海を渡る! 欲しいカラーを求めて逆輸入を敢行した強者ユーザー現る~2024 RAYS FAN MEETING~
  4. 【スズキ スイフト 新型試乗】スイフトは、わがままなおねえさんを満足させてくれるのか…岩貞るみこ
  5. アウディが開発中、ハイパフォーマンスワゴン『RS5アバント』の姿とは?…4月の新型車スクープまとめ
  6. ホンダ『NSR500』:2ストエンジンの秘密に迫る!!
  7. フェラーリの新型車、間もなく発表へ…『812スーパーファスト』後継か
  8. 季節の変わり目にエアコンが発する悪臭の正体とは? DIYで解決!~Weeklyメンテナンス~
  9. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】CMFデザイナーが語る、新グレード「HuNT」にこめた「気軽さ」の表現とは
  10. トヨタ『S-FR』の開発が再始動か?! …令和のヨタハチに注目
ランキングをもっと見る