GMの次世代パワートレイン技術---7.5リットルV12とか、燃費20%向上とか

自動車 ニューモデル 新型車

ゼネラルモーターズ(GM)は、今後数年間にわたって導入予定のパワートレイン技術を公表した。GMでは、これら新技術導入で、今後世界市場で発売が予定されているGM車両の性能、燃費に関して大幅な改善を図るとしている。

今回、発表したエンジンは高出力V12エンジン、新開発のV6エンジン、新しいOHV V6エンジン、、可変排気量テクノロジーを採用した低燃費のV6エンジン、新開発RWD用の6速ハイドラマチック・トランスミッション、小排気量の高性能ディーゼル。

V12は排気量7.5リットルで、出力は500馬力。将来のキャデラックの数種類に搭載される予定だ。V6シリーズは、2.8−3.8リットルの排気量で、高性能パッケージモデルと先進テクノロジーを導入する。可変吸気・排気機構を備え、始動、アイドリング、低速トルク、高回転域で性能を最大限に引き出す。

OHV V6は、改良して排気量のバリエーションを拡大する。現行は2.5−3.4リットルだが、3.9リットルまで拡大する。改良も加えて燃費の改善、スムーズさと静粛性を向上させた。

可変排気量技術を導入したV6は2005年に導入する。このシステムで最大で20%燃費が改善する。RWD用のトランスミッションも2005年には実用化される。性能比で従来よりも4−7%、燃費比で1−4%改善できる。ディーゼルエンジンは、2003年に実用化するもので、新開発エコテックCDIの1.3リットル4気筒エンジンで燃費を10%改善するとともに、ユーロ4排ガス規制にも適合、低騒音も実現した。

《レスポンス編集部》

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