GM、さらなる格下げ---今度はスタンダード&プアーズが

自動車 ビジネス 企業動向
GM、さらなる格下げ---今度はスタンダード&プアーズが
GM、さらなる格下げ---今度はスタンダード&プアーズが 全 1 枚 拡大写真

企業格付けの大手、スタンダード&プアーズが、GMの企業格付けを「BBB」に格下げすることを明らかにした。GMは今年度史上最高レベルの売り上げを記録しているのだが、企業年金資金の不足などが明らかになり、債務超過の恐れがある、と判断されたためだ。またフィアットへの投資の失敗なども大きなマイナス要因となっている。

大手証券会社メリル・リンチがGM、フォードの株式を格下げしたのに続くショックだが、S&Pでは今後フォードの格下げも検討し、早ければ今週末にも発表される見込みとなっている。

企業の債務状況の格付けが下げられる、ということはGMに対する投資への利率が上がることを意味する。もちろん今回の格付けひとつでGMへの「貸し渋り」が起こることはあまり考えられないが、企業内の資金繰りに影響が出ることは必至だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. ダイハツ滋賀・大分工場、部品供給不足で稼働休止…7月8-11日
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  5. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る