メーカーに払い戻し義務---リコールを個人で修理した場合「うそはダメよ」

自動車 社会 社会

アメリカのNHTSA(道路交通安全局)は、来03年1月から、後にリコール対象となったクルマへの個人の修理代金をメーカーが払い戻す義務を課す。これは2000年に起きたファイアストーン/フォードのタイヤをめぐるリコール問題からNHTSAが提唱したもので、自動車メーカーは60日以内に個人が負担した修理代金の払い戻しを行う必要がある。

ただしこうした払い戻しに詐欺はつきもので、メーカーはリコール対象となった箇所のみの修理であるか、リコール対象となった部分が故障の原因か、などを調査し、必要であれば払い戻しを拒否する権利を持つ。

しかしすべての人がディーラーなどで適切な修理を受けているとは限らず、今回のNHTSAの達しによってメーカーの負担は重くなりそうだ。

●東京モーターショー開幕近付く!! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け!! 重大ニュースの見落としがこれでなくなります。---

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る