アメリカの大手自動車マーケティング調査会社、JDパワーアンドアソシエイツが、ちょっと驚きの調査結果を発表した。なんとドイツ人は、ドイツ製のクルマよりも日本車を上位に据えている、というのだ。
今回の調査は1万5000人のドイツ人が対象なのだが、彼らが「もっとも信頼できる」自動車メーカーとして挙げたのは、メルセデスベンツでもBMWでもなく、「トヨタ」だった。トヨタは顧客満足度を示す調査のカテゴリー6つでトップとなった。
しかもさらに驚きなのは、ラグジュアリーカー部門ですら、ドイツ人がトップに挙げたのは日産『マキシマ』だったことである。マキシマは言うまでもなくBMW『5シリーズ』などと競合するクルマだ。
2位以下ではさすがにドイツ車が並んだものの、トップを日本車に譲った、というのはドイツのメーカーにとってはかなりショッキングな結果。