BMWジャパンは、水平対向ボクサーエンジンを搭載した『Rシリーズ』のエントリーモデルとなる『R850R』を11月15日から発売する。また、上級スポーツモデル『R1100S』には特別仕様『R1100S ボクサーカップレプリカ』を設定、12月1日から発売する。
R850Rは、水平対向2気筒エンジンを搭載したベーシックモデルで、エンジンはオーバーヘッド4バルブ、ハイリフト・カムシャフトを採用した。電子制御式燃料噴射装置による燃焼制御と空油冷式による冷却システムが特徴だ。ライダーの体格に合わせてブレーキレバーの位置を微調整できるエルゴノミクス・パッケージを採用した。価格は120万円と軽自動車並み。
特別仕様ボクサーカップレプリカは、ヨーロッパのボクサーカップレースに参戦するレースマシンを再現したもの。シリンダーヘッドには、カーボンファイバー製のカバーを装着、エンジンスポイラーも装着した。足回りにはスポーツサスペンションを装備、5.5インチ・ワイド・ホイール/タイヤを装着している。価格は198万円で、こちらの価格はミドルセダン並みといったところか。