パーク&高速バスライド、スーパーの駐車場を間借りして明日からスタート

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国土交通省・四国運輸局は30日、大規模小売店の駐車場を活用し、都市間高速バスの利用促進を図る「パーク&高速バスライド」を11月1日から実施することを明らかにした。バスの利用者は店舗駐車場にマイカーを止め、そのままバスに乗り換えることができる。

これは都市間高速バスの利用を推進するために行われるもので、国土交通省の四国運輸局と四国地方整備局、香川県などが中心となって進めてきた。高松市内を発着する都市間高速バスは、これまでJR高松駅や市中心部で乗客を乗せた後、高速道路のインターチェンジまで直行するという運行形態を取っていた。バスを利用するためには他の交通機関で市の中心部まで移動しなくてはならず、公共交通機関の利便性が悪いエリアに住む人たちから「利便性を向上させてほしい」という要望が相次ぎ、これまでに検討を重ねてきた。

その結果、経路上にある大規模小売店「ゆめタウン高松」前にバス停を新設。同時にこの店舗の駐車場をバス利用者が使えるようにした。バスの乗客は自分のマイカーで出発し、店舗駐車場に置き、そのままバスを利用できるという「パーク&高速バスライド」が実現することになった。駐車スペースは店舗の利用客と共同で、店舗からは多少離れているが100台分が用意されいる。

この「パーク&高速バスライド」が利用できるのは、大阪や神戸など関西圏に向かう路線と、四国内(松山、高知)の乗客。バスの乗客であれば駐車場の利用料は必要なく完全無料。

《石田真一》

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