【会田肇のG-BOOKテスト(その6)】カーナビ編---ナビの基本性能「地図表現」「精度」を検証

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【会田肇のG-BOOKテスト(その6)】カーナビ編---ナビの基本性能「地図表現」「精度」を検証
【会田肇のG-BOOKテスト(その6)】カーナビ編---ナビの基本性能「地図表現」「精度」を検証 全 2 枚 拡大写真
目的地までのルート探索を終えると、目的地までの全ルートがリストアップされ、そこには総距離や有料道路を使った場合の料金なども表示される。探索の条件を自動的に変えて最大4ルートまで表示可能で、この段階で中継点を挿入できる。案内開始を押せばすぐにルート案内が開始され、交差点に近づくと交差点拡大図を表示し、その周囲にあるランドマークや交差点名も同時に表示する。このあたりの機能は今までのカーナビと何ら変わりはない。

ただ、地図の表現力となると3D表示ができるわけでもなく、もちろん市街地図でのビルを描くような、最新のDVD/HDDナビのような多彩な表示は行えない。それでも進行方向を常に上として表示するヘディングアップ表示や、合成音ではあるが右左折案内も読み上げてくれるので、実用上はほとんど問題ないだろう。合成音も比較的聞きやすく、カーナビとして使うにあたっては大きな問題はなさそうだ。

ルート案内中の測位精度は、基本的に今までのナビと変わりはない。車速パルスとジャイロ、そしてマップマッチングによる測位は場所を選ばず、比較的安定していた。Y字路などでは、自車位置がずれて表示されることもあったが、すぐに修正された。このあたりは、これまでのトヨタの純正ナビと同レベルの精度と考えていいだろう。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る