【JGTC第8戦】トヨタ/ホンダでタイトルを分け合う……最終戦

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【JGTC第8戦】トヨタ/ホンダでタイトルを分け合う……最終戦
【JGTC第8戦】トヨタ/ホンダでタイトルを分け合う……最終戦 全 3 枚 拡大写真

17日、三重県・鈴鹿サーキットにおいて2002年全日本GT選手権シリーズ(JGTC)の最終戦となる「SUZUKA GT300km」の決勝レースが行われた。

ドライバーズ部門のタイトル争いは、前戦(第7戦)を終えた時点でGT500クラスでは脇阪寿一/飯田章組スープラが61点でランキング首位、竹内浩典/立川祐路組スープラが2点差の2番手と、トヨタ勢がポイント1、2位。さらにホンダ勢4チームがタイトル獲得の可能性を残して最終戦鈴鹿を迎えた。

決勝レースは、予選3番手から逆転チャンピオン獲得を目指す松田次生/ラルフ・ファーマン組NSXが、2周目にベストラップ、13周目にトップに立つとそのまま逃げ切りシーズン3勝目を飾った。2位には土屋圭市/金石勝智組NSXが入った。1-2を飾ったNSXはシーズン最多勝(5勝/全8戦)を記録した。

激しいドライバーズ部門ポイント争いは、3位でチェッカーを受けた脇阪/飯田組が、優勝した松田/ファーマン組の逆転を1ポイント差で阻止してJGTCチャンピオンを獲得した。松田/ファーマン組はシーズン2位。

チーム部門のタイトルは無限×童夢プロジェクトが獲得、NSXが最多勝を挙げたことにより無限がエンジンチューナー部門のタイトルを獲得した。

■GT500クラス・リザルト
1: Mobil 1 NSX(松田次生/R. ファーマン)
 1:46'44.403
2:ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智)
 1:46'45.127
3:エッソウルトラフロー・スープラ
 (脇阪寿一/飯田章)
 1:46'45.385
4:RAYBRIG NSX(加藤寛規/光貞秀俊)
 1:47'11.767
5:デンソーサード・スープラGT
 (J. デュフォア/織戸学)
 1:47'13.157
6:auセルモ・スープラ(竹内浩典/立川祐路)
 1:47'44.757

■GT500クラス・ドライバーズランキング
1:脇阪寿一/飯田章 75
2:松田次生/R. ファーマン 74
3:竹内浩典/立川祐路 65

■GT500クラス・チームランキング
1:無限×童夢プロジェクト 96
2:ESSO TOYOTA Team Le Mans 75
3:Mobil 1 NAKAJIMA RACING 74

■GT500クラス・エンジンチューナーランキング
1:無限 133
2:トヨタテクノクラフト 121
3:オーテックジャパン  60

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る