【COTYについて読者の声】不明瞭さ、閉鎖性がある

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
【COTYについて読者の声】不明瞭さ、閉鎖性がある
【COTYについて読者の声】不明瞭さ、閉鎖性がある 全 3 枚 拡大写真

13日、2002-2003日本カー・オブ・ザ・イヤー(=COTY、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会主催)は、ホンダの『アコード/アコードワゴン』に決定した。読者の反応はアコード受賞の是非より、COTYのあり方に向けられた。

以下《Aさん》からのメール:

まずホンダ・アコードのCOTY受賞におめでとうと言いたい。ホンダが3年連続受賞で、一昨年の『シビック』は売れず、去年の『フィット』は大売れ。COTYと販売台数は関係ないことを一社で証明した形で面白い。

日産の敗因は、自ら候補を『フェアレディZ』に絞ったことだと思う。『マーチ』なら勝てたかもしれない。またトヨタが『ist』(イスト)ではなく『カルディナ』一本にするなど、メーカーが手を回して1社1台に候補を絞らせている感が素人にも見て取れる。

さらにアコードもZもほとんど道路で見かけないのにもかかわらず上位1-2位を占めるなど、選考方法に問題があるのではないか。今年から輸入車も同列になったCOTYの新選考規定をインターネットで検索したが全く見つけられなかった。このあたりに不明瞭さ、閉鎖性がある。

編集部より:メーカーの気持ちとしてこのクルマが受賞してほしいというものがあり、そうお願いする気持ちは悪いことではないでしょう。1社1台に絞るのは票が割れないようにするためですね。問題はお願いを聞き入れてしまう方ではないでしょうか。

次に販売実績を賞選考の評価につなげることには難しいものがあります。スペシャリティと大衆車のように、もとから生産・販売台数の設定が異なるクルマがあります。その商品を購入した消費者が満足しているか、という顧客満足度は比べられるかも知れません。

そしてCOTYの選考規定がインターネットで見つからないということですが、COTY実行委員会は雑誌などの紙媒体で構成され、インターネットを媒体として活用しにくい立場にあるからなのです。

●おっと、これは?! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。自動車業界、クルマライフのトレンドをキャッチアップ!---

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る