【会田肇のG-BOOKテスト(その8)】カーナビ編---VICSのないG-BOOKで得られる交通情報

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【会田肇のG-BOOKテスト(その8)】カーナビ編---VICSのないG-BOOKで得られる交通情報
【会田肇のG-BOOKテスト(その8)】カーナビ編---VICSのないG-BOOKで得られる交通情報 全 2 枚 拡大写真

交通情報の機能では、VICSを利用していない。これまでカーナビの交通情報といえば、VICSが搭載されるのがほぼ常識だった。ところが、このG-BOOKでは交通情報はテキストによるものだけで、地図上に交通状況を表示するVICSのレベル3はもちろん、図形情報のレベル2、文字情報のレベル1にも対応していないのだ。

単にコンテンツとして用意できなかったのか、あるいは圧縮して収録した地図データだけに、VICS情報を取り込むエリアを用意することができなかったのか、その理由については定かではない。しかし、地図にそのエリアがなくてもレベル1/2の表示はできるはずだ。

パイオニアの『Air Navi』は、サーバーを経由してVICS情報がダウンロードできるし、ホンダの『インターナビ・プレミアムクラブ』では時間を設定して自動的に情報のダウンロードができる。それに対してG-BOOKが用意した交通情報は、目的地までのルート上に発生している状況をテキストで表示したり、これを合成音で読み上げたりすることにとどまる。他の機能で抜きんでた機能を用意しているだけに、この対応はちょっと理解に苦しむ。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る