【会田肇のG-BOOKテスト(その9)】結論!! ---将来性に期待して…

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【会田肇のG-BOOKテスト(その9)】結論!! ---将来性に期待して…
【会田肇のG-BOOKテスト(その9)】結論!! ---将来性に期待して… 全 2 枚 拡大写真

■G-BOOK車載端末の評価 ★★★(満点は★5つ)

必要なデータはダウンロードするという、これまでとはまったく異なる形態を前提としたものだが、SDメモリーカードには50mスケール以上の地図が収録されており、日常の使い方であれば充分なものと言える。音声案内の合成音も言葉の輪郭がきちんと把握でき、カーナビの案内を聞いている分には不安を感じることはない。

ただ、周辺検索の項目にファミレスがなかったり、市街地図もダウンロードしないと使えなかったり、しかもそれが有料というのは残念だ。操作性はタッチパネルを基本としており、おおむね良好だが、画面サイズの影響か、タッチパネル用アイコンの間隔が狭く、誤操作をしてしまうこともしばしばあった。

また、ルート探索を行う距離に制限があったりするのも、今までのカーナビと比べると見劣りする部分。目的地のデータをダウンロードする時間もやや気になる。さらにVICSに対応していなかったのは、今時のカーナビとしてはマイナス面といわざるをえない。カーナビとしての機能はCD-ROMナビ並み、ただし通信機能を使ってデータを追加できる、それがG-BOOKのナビと考えるのが妥当かもしれない。将来性に期待しつつ★3つ。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る