三菱、国内販売の落ち込みで生産も減少

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三菱、国内販売の落ち込みで生産も減少
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三菱自動車工業が25日発表した、10月の生産・販売・輸出実績は、輸出と海外生産が増加、国内生産と国内販売がマイナスになった。国内生産は、昨年10月に発売した『eKワゴン』の反動などで7カ月ぶりに減少した。

国内販売は乗用車・バス・トラック合計で前年比25.4%減の大幅な減少となり、2カ月ぶりに前年同月の実績を下回った。とくに、乗用車の落ち込みが40.2%と大きく、eKワゴン頼みも限界に来たようだ。来月からは新型車『コルト』が上乗せされるため、上向くとみられる。

輸出はアジア・欧州・米国の全地域向けがプラスとなった。北米は『アウトランダー』(日本名『エアトレック』)が上乗せとなり、30%の増加となった。また、7割の増加となった中国向けは『パジェロ』のノックダウン部品の輸出が増加した。海外生産は、北米が港湾ストの影響で15%の減少となったものの、アジアが10%の増加となり、3.4%増と8カ月連続で増加した。

《編集部》

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