ホンダ、中国の輸出用工場計画が政府認可を取得---「グローバルな供給拠点」

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ホンダは、中国・広州市で計画している輸出用乗用車の合弁工場の政府認可を取得した、と発表した。2004年後半からの生産開始に向けて、詳細な事業内容の検討に入る。

同プロジェクトは、ホンダと広州汽車集団有限公司、東風汽車公司の3社が合弁で輸出用乗用車の新工場を設立するというもの。今年7月に3社で合弁意向書に調印した。中国政府への事業認可を申請したいたもので、このほど認可が下りた。新工場では、排気量1.0−1.5リットルクラスの乗用車を年間5万台規模で生産し、欧州・アジア地域に全量を輸出する。投資総額は1億9300万USドル(約230億円)となる予定で、新会社はホンダが65%、広州汽車が25%、東風汽車が10%を出資する。

ホンダは広州ホンダで中国国内向けに『アコード』『オデッセイ』の生産を行っている。中国の生産技術が高まってきたことから、アジアだけでなく、欧州向けにも輸出が可能と判断したという。ホンダは今月末にもタイ製小型セダン『フィット・アリア』の日本への輸入を発表する。「アジアをグローバルな供給拠点とする」という方針に従って、着々と海外の事業計画が進行しつつある。

《編集部》

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