ヤナセ再建---第三者割当増資で財務体質を改善へ

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ヤナセは資本の増強を図るため、2003年2月6日付けで、伊藤忠商事、旧第一勧銀系の日本土地建物、損害保険会社、信販会社を引き受け先とする第三者割当による増資を行うと発表した。ヤナセは梁瀬次郎会長によるオーナー会社だったが、オーナー色は払拭、商社的な自動車販売会社に変貌する。

増資額は80億円以上となる。現在の資本金は4億4000万円だが、増資後は約44億円となる。ヤナセは2002年9月中間決算で黒字に転換したものの、これは資産の売却や人員整理した結果で、一時は債務超過が危ぶまれて子会社のウエスタン・コーポレーションを吸収合併した経緯がある。

自主再建は困難と判断、伊藤忠などによって抜本的な立て直しを図る。今回の増資で、財務的は大幅に改善された。

《レスポンス編集部》

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