フィアット労使交渉は決裂!! 経営危機深刻化は必至

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フィアット労使交渉は決裂!! 経営危機深刻化は必至
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経営危機に陥っているフィアットは、今後のリストラについてのイタリア政府もまじえて労使交渉を行ったが、合意に至らず決裂した。組合側は交渉決裂の場合は大規模なストライキを行うこと予定していたため、決行される予定。

フィアットは2工場の閉鎖や8100人の人員削減を打ち出したものの、労組の反発でこれを一旦撤回、政府を仲介役にしてリストラ策を交渉してきた。しかし、労働側の一時帰休実施による解雇の撤回の提案を経営側は拒否し、政府の一部解雇による妥協案は組合側が拒否した。

結局、労使ともに打開策は見出せず、交渉は決裂した。経営側は9日から5600人の人員削減に着手する。労働側は6日に8時間ストを実施するほか、その後も継続する。

フィアットは自動車部門の不振で経営が急速に悪化している。今回の労使交渉の決裂でストが続発すれば、事態は一層悪化するのは間違いない。予断を許さない状況になってきた。

《レスポンス編集部》

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